おいしい県立 白メシ学園|箸は剣よりも強し!青年よ茶碗を抱け!

社会学部

お米と社会について学ぶ社会学部ではお米の歴史から
最新のごはん事情まで、あらゆる側面からお米を研究します。

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のり弁の海苔の下には何があるのか

1.はじめに

ある日の昼休みのことです。大好きな料理レシピサイトで「白メシ」と検索してレシピを眺める遊びをしていたところ、のり弁がヒットしました。どれどれと読み進めていると、【のり弁の海苔の上はまるでキャンバス♪思いのままにおかずを詰めよう!】という見出しが飛び込んできました。私は「海苔の下は?」と思いました。上ばかりチヤホヤされている。海苔の下がかわいそうと。海苔の下だってきっと白いキャンバス(白メシ)です。そこには思いのままに何かしらが敷き詰められているはず。そう、恐らくそれはおかか。海苔の下はおかかと相場は決まっています。海苔の下にいたことがある者、それはおかかの一択。一応、念のためですが、のり弁の海苔の下には何があるのかを調べてみました。

2.のり弁の海苔の下には何があるのかをリサーチした結果がこちらです。

・白メシ…すなわち海苔の下には何もなかったというのり弁。
・おかか…海苔の下の王様。
・鮭…ほぐした鮭を海苔の下に敷き詰めるスタイル。
・アサリの佃煮…海苔をめくると一面に敷き詰められたアサリの佃煮。
・海苔…海苔の下にまさかの海苔というサプライズのり弁もありました。
・こんぶの佃煮…おかかとのミックスで海苔の下から登場することも。
・ふりかけ…最近では「のり弁の海苔の下用ふりかけ」というのもあるとか。
・たらこ…白メシに、まるでジャムのように塗るもしくは焼きたらこをパラパラと。
・刻み梅…海苔の下から梅の香り。
・炒り卵…ふわふわの卵が敷き詰められた白メシに、海苔で閉じ込めるというパターン。
・味玉…海苔を引っ剥がしたら、味玉がいる意外性。一瞬ラーメンかと。
・ひじき…黒い海苔の下に黒いひじき。まるで夜。
・ほうれん草の和え物…健康の覇者が乗りの下から狙っている。
・しその葉…海苔の下から何やら爽やかな風味がと思ったら。
・ちりめんじゃこ…海苔という海産物の下にじゃこ。のり弁は海だった。
・そぼろ…鶏そぼろないし牛そぼろが海苔の下にびっしり。
・明太高菜…海苔と白メシという牧歌的味わいの間にピリ辛が突然いる。
・きんぴらごぼう…たとえ海苔の下に隠れようとも、歯ざわりですぐバレる。
・しば漬け…のり弁の隅で見守っている存在だったはずが、海苔の下に。
・しらす…海苔ブラック・アンド・しらすホワイト・アンド・白メシ。

3.所感

あらゆるものがのり弁の海苔の下に潜んでいました。のり弁の海苔の下はキャンバスどころの話ではありません。宇宙でした。そして海苔の下には夢がありました。

ちなみにのり弁リサーチをしていたらどうしたってのり弁が食べたくなってしまい買ってきた私ののり弁。その海苔の下には一体なにが……。

(了)

【担当教員より】
なにがいたのか言わないスタイル……。ちょっとはみ出してるからなんとなくわかるけど……。

評価:米米のり米弁米

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