おいしい県立 白メシ学園|箸は剣よりも強し!青年よ茶碗を抱け!

社会学部

お米と社会について学ぶ社会学部ではお米の歴史から
最新のごはん事情まで、あらゆる側面からお米を研究します。

社会学部

白メシとライスの違いの考察から食器を持つ・持たないの整理まで

1.疑問と仮説

白メシとライスって、何が違うのだろう。単に日本語と英語の違いなのだろうか。茶碗に盛り付けた白メシと、平べったいお皿に乗せたライス。器の違いが関係しているのか。茶碗の白メシをお皿に移し替えた瞬間に、それまで白メシと呼んでいたそれがライスに変わるのか。だとしたらまるで川じゃないか。県境で名前が変わる川と同じ仕組みじゃないか。

一説にはそもそも白メシとライスは炊き方が違うという話もあるが、定かではない。器が変わったら名前も変わる説も腑に落ちない部分はある。そこで私が考えた仮説は「器を持って食べたら白メシ、置いて食べたらライス」説である。想像してほしい。西洋人がライスのお皿を持って食べている姿を思い浮かべることが出来るだろうか。無理だ。そう。ナイフとフォークを使って食事をするスタイルにおいて、そもそもお皿を持って食事をすることは不可能なのだ(ドーン

2.検証

「器を持って食べたら白メシ、置いて食べたらライス」説の弱いところは、ファミレスでライス・スープセットを頼むと出てくるライスを、私は手に持って食べてしまうのだ。「ライス・スープセット」とわざわざ言っているし、実際薄っぺらいお皿に盛られて出てくる明らかなライスなはずなのに、私は堂々とお皿を持ってフォークで食べている。仮説を押し通すとそれはライスではなく、持って食べている瞬間に白メシという名になっていることになる。「ライス・スープセット」なのにだ。何だか釈然としない。どこがおかしいのかわからないけど、釈然としないのだけは間違いない。仮説が秒速で打ち消された気分だ。白メシとライスって、何が違うのだろう……。

3.うやむやにする

テーマに対して何の成果も上げることができなかったので、『器を持って食べるのか、置いて食べるのか迷った時に使えるフローチャート』を制作してうやむやにしようと思う。

白メシとライスの違いの考察から食器を持つ・持たないの整理まで

4.所感

苦し紛れに作ったフローチャートで大きな発見があった。

(1)手のひらより小さかったら持つ
(2)手のひらより大きくても、白メシが盛られていたら持つ

この2つのポイントに気づけたことでも儲けものだと思う。先生の評価が楽しみだ。
白メシが盛られているともれなく持って食べるというのも、お米に対する特別な気持ちがあるような気すらしてくる。どうですか。(了)

【担当教員より】

一瞬すごく便利そうなフローチャートも、よくよく考えれば普通の食事を図にしただけじゃないか。でも面白いからOKです。お米が盛られている器は手に持って食べるところに気づけたことは収穫ですね。レポートの最後に「どうですか」と聞いてくるのはやめてください。君いつもそうだ。

評価:米米持ライス米持米

参考・引用文献

Bluebook編集部.“持ってはいけない皿がある!?和食のルールとは?”. Bluebook – 紳士録. 2014/01/22.